防霜ファン
茶園の風景にほほほほ写り込む防霜ファン、昭和54年の大凍霜害依頼急激に設置が進み、3月から5月上旬の摘採完了まで夜の冷え込む日には設定温度になると自動的に稼働し、朝お日様が出て温度が上昇してくると選定温度で自動的に停止するようになっています。お茶の芽は、越冬中は「霜かぶり」という2葉の厚い外套に包まれているためかなり寒い日でも中の新茶芽は守らているのですが、霜かぶりを押しのけるように萌芽をはじめた新茶芽は成長とともに低温に対する抵抗性が弱まってまいります。なので、3月通電し始めは、3℃選定に3月下旬には4℃に4月上旬開葉期になると、5℃に稼働温度を設定します。
お茶の芽は、外気温度より5~6℃低いそうで、お茶の芽より温度が高い空気を防霜ファンによりまんべんなく送り込むことで、茶の芽の温度低下を防ぐことが出来ます。
昨年は温かく防霜ファンの活躍する日は少なかったのですが、今年は通電開始の3月10日から防霜ファンが回る日が多く凍霜害の心配と電気料金の心配の日々が続いています。
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