本年初めて作りました

「あかね」焙じ香り紅茶 & 釜炒りおくゆたか

「あかね」焙じ香り紅茶

 「あかね」は3年前定植し昨年初採りした台湾系品種を使い、夏茶で紅茶にしたものです。昨年より世界お茶まつりやジャパンティーフェスティバル、紅茶フェスティバルなどお休みしていたイベントが復活し、やっと皆様に新しく作ったお茶を紹介することができるようになりました。昨年の人気商品は「ほうじ香り紅茶」「和らぎ香り紅茶」べにふうき夏摘みが、日本茶アワード、国産紅茶グランプリ、ふじのくに100銘茶コンテストなどで受賞し、ご評価いただきましたが、初採りの台湾系品種で春に作ったウーロン茶「薫風」夏の「あかね」はイベントでとても人気がありました。

本年令和5年の製茶では春に台付け整枝し、6月に採れた初夏摘みの「あかね」をほうじ焙煎したものを作りました。べにふうきのほうじ香り紅茶より香りは華やかで、飲み口が軽やかでとても飲みやすい和紅茶に仕上がったと思っています。


「釜炒りおくゆたか」

蒸し製おくゆたかは定番商品として人気がありますが、

萎凋なしで鮮度がありスッキリ飲めるお茶を、釜炒りで作ってみたいなという思いから、

令和5年今年初めて作ってみました。初めてなのでまずは摘む芽の熟度から仕上がりまでの製造工程をしっかりイメージしてから始めました。釜炒り製法でも、揉捻機で揉む工程が味を載せるにはとても大事なので、釜乾燥と揉捻揉みを交互に繰り返し、仕上げ乾燥では、得意の火入れでうま味を載せていき、はじめてにしてはイメージに沿ったものが出来たかなと思っています。どうそ一度お試しください。


SAMURAI teafarm     牧之原山本園

牧之原台地伝統の「特蒸し茶」(深蒸しをさらに深く蒸した茶)、香りにこだわる「べにふうき和紅茶」、新製茶技術により特殊製造された「香り緑茶」を牧之原大茶園で作っています。明治2年、牧之原台地に入植した徳川幕臣であったご先祖様が台地に茶を植えてから、代々大切に茶園を守り育てています。

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