お茶揉み体験with 牧之原の若い茶師たち

2018年新茶まつりのメインイベント、ハウス茶園のお茶摘みから始まりました。

1月から温度調整をして3棟のハウスの半分を摘採1週間前に被覆

長年管理して頂いている、ティーファーム牧之原の山崎氏の絶妙な温度コントロールにより

3月17日(土)開催日には3ホイロのキラキラの新茶が採れました。

そふと研究室ツアーのお客様(県外10名県内1名)や、インストラクターさんをはじめとするたくさんのお客様の笑顔がハウスの中のお茶摘みを盛り上げていました。「かぶせたお茶はすごく緑が濃くて柔らかだねえ」なんて感動の声も・・・。鮮度命の緑茶は、摘まれてすぐに若いイケメンの待つ製茶場に運ばれ、製茶体験の始まりです。

今回のお茶揉み体験は、機械揉みだけでなく、蒸機から出てきた同じ蒸かし葉を機械と手もみホイロ台に分けて、同時進行で手揉み体験もできるという、超貴重なスペシャル体験。

お客様のするどい質問に牧之原の茶師たちも驚きつつ、生き生きと嬉しそうにしておりました。粗揉機の出たところで、「水分量は何%ですか?」・・・なんてね。

製造途中でお湯を差して、機械工程による茶の変化や、機械もみと手もみの違いを、触ったり香りをかいだり味わったり、五感をフル稼働させてその違いにうなずいていました。

最後は、出来上がった茶の違いを見て驚き。だれが見ても一目瞭然・・・。急須に入れた手もみの茶がこれですよ。針のような茶が急須から生えている!

味も香りも違いを楽しみました。

手もみの茶の1本にお湯を差して、徐々に葉が開いて元のお茶の葉の形に戻るのも見事でしたよ。淡い色も綺麗です。

朝早く家を出てきた県外のお客様は奈良や大阪、東京から何時に出て来ていただいたのでしょうか。静岡に8時集合で茶ぐりんに9時に到着してから帰りの16時30分まで、立ちっぱなしの製茶体験本当にお疲れさまでした。ありがとう。お茶の縁で多くの方が牧之原に来て下さったこと感謝いたします。この縁を大切にして皆様においしい新茶を届けられるよう気張っていこうと思いました。

SAMURAI teafarm     牧之原山本園

牧之原台地伝統の「特蒸し茶」(深蒸しをさらに深く蒸した茶)、香りにこだわる「べにふうき和紅茶」、新製茶技術により特殊製造された「香り緑茶」を牧之原大茶園で作っています。明治2年、牧之原台地に入植した徳川幕臣であったご先祖様が台地に茶を植えてから、代々大切に茶園を守り育てています。

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