新茶2022

今年の新茶がまもなく始まろうとしています。

どんなお茶が採れるか?

摘んでみてそして揉んでみて初めて傾向が分かります。

事前に参考になるのは、すでにスタートを切っている南の早場所から産地の様子が情報として入ってくるので、その情報をもとに作戦を練って製造に当たります。

蒸けやすい芽なのか?あるいはそうでないのか?

見た目の熟度と実際の芽の熟度の違いはどの程度あるのか?

摘んでみなくちゃ分からない、揉んでみなくちゃ分からない。なんてことは結構あること。

これまでの経験をもとに全神経を集中して摘み採りのタイミングを決め、製造の工夫をします。

蒸気量は?蒸し時間は?投入量は?風で乾かすのか熱で乾かすのか?下揉みの上げ具合は?

製茶は楽しくもあり、神経すり減らすストレスもありです。

ご褒美は何といってもお客様の笑顔

今年も頑張ります。


SAMURAI teafarm     牧之原山本園

牧之原台地伝統の「特蒸し茶」(深蒸しをさらに深く蒸した茶)、香りにこだわる「べにふうき和紅茶」、新製茶技術により特殊製造された「香り緑茶」を牧之原大茶園で作っています。明治2年、牧之原台地に入植した徳川幕臣であったご先祖様が台地に茶を植えてから、代々大切に茶園を守り育てています。

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